YouTube撮るならカメラよりマイクという話

ここ数年、YouTube動画投稿者は増加の一途をたどり、この一連のコロナ騒動により、その流れがさらに加速したように感じます。

今回はYouTubeを始めたての方に向けた記事となります。
内容を端的に言うと「音に気を付けるだけで、動画の質は一気に上がる」ということです。
そのための知識やアドバイスをこの記事ではわかりやすくお伝えできればなと思います。

まず初めに、ここでいうYouTube動画とはいわゆる「自撮りしながら話す」タイプの動画を指します。
またVLOGや商品をレビューするような動画にも役立つような内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

 

動画と写真の一番の違いは「音」

YouTubeを始めるにあたって「動画を撮ったことはなくても、写真は撮ったことがある」という方は多いと思います。
では写真と動画の違いはどこにあるでしょうか?

写真が一瞬を切り取ったものに対して、動画には時間の概念が存在します。
もちろんこの時間という概念の有無が大きな違いであり、多くの方がそのことを理解していると思います。
そして動画を写真の延長と考えている方が最も見落としがちなのが「音」の存在です。

動画には写真と違って時間という概念があるというところまでは理解できているのですが、多くの方が「音」の重要性をすっかり忘れてしまっているように思います。
時間という概念があるからには、切っても切り離せないのが「音」の存在です。

 

「綺麗に見える」より「ちゃんと聞こえる」

例えばカメラを自分の方に向けて、伝えたいことを話す動画を撮影するとしましょう。
カメラは傾いていようが、少し暗かろうが、話している顔さえしっかりと映っていれば、そこまで大きな支障はありません。

ですがマイクはどうでしょうか?
話している声が小さかったり、ノイズで声が聞き取りにくいと、少しのことでもかなりのストレスになります。
ましてや話している内容が聞き取れなければ、動画で伝えたいことのほとんどが伝わりません。

話すだけの動画であれば、画質面では一番身近なスマートフォンのカメラでも問題ないと思います。
場合によってはあまり解像されないことがメリットに転じる場合すらあるかと思います。

しかし、スマートフォンのカメラを使用したとしても、マイクもスマートフォンの内蔵マイクを使用するというのはおすすめできません。
それほど音は重要だということです。

 

「ちゃんと聞こえる」動画にするために

ここからは実際にYouTube動画を撮影する際に、どのようにすれば音声をしっかりと収録することができるかを、カメラ初心者の方にも理解していただけるように、極力簡潔に説明していきたいと思います。

 

不要な音が発生しない環境を作る

まず重要なことは、「不要な音を排除する」ということです。
どれだけいいマイクを使用したとしても、雑音だらけの環境ではうまく収録することができません。
室内で撮影するならば、窓を閉め、エアコンなどの音の出る家電を止め、なるべく自分の声以外が発生しない環境を作りましょう。

 

録りたい音を適切な音量で収録する

そして次に「録りたい音を適切な音量で録る」ということを意識します。
きちんと静かな環境で話すことができても、あまりに収録レベルが小さすぎると、編集で音を大きくする際にノイズが発生してしまいます。
逆にあまりに大きい音で収録しすぎると、いわゆる「音割れ」が発生してしまい、音の情報が欠けたまま収録されてしまいます。

 

指向性の狭いマイクで狙った音を録る

ここまでできれば、次は「録りたい音を狙って録る」ことを意識します。
マイクには指向性といって、「どの範囲の音を収録するか」というマイクごとの性格のようなものがあります。

例えばスマホで通話すると場合だと理解しやすいと思います。
耳に当てて通話すると、話している声だけを拾いますが、スピーカーで通話していると、話す声だけではなくスマホの周りで発生している様々な音を拾うかと思います。
これはスマホが指向性の違う2つのマイクを使い分けているからです。

カメラに向かって話す動画を撮影するなら、おすすめはピンマイクです。
ピンマイクは指向性が非常に狭く、口のあたりに近づければ話している声だけをうまく収録することができるかと思います。
また製品によっては価格も非常に安く、手軽に試すことができます。

 

まとめ

最後にまとめると
・不要な音が発生しない環境を作る
・録りたい音を適切な音量で収録する
・指向性の狭いマイクで狙った音を録る

この3つを意識するだけで、ひとまずは「ちゃんと聞こえる動画」になるかと思います。

これができている方のYouTube動画は、視聴していて内容が気持ちよく頭に入ってきます。
逆にこれらを意識していない動画は、内容を理解するのに余計なエネルギーを使いますし、ストレスもかかります。

これからYouTubeを始めようと思っている方が、この動画を参考に「ちゃんと聞こえる動画」を作っていただければ、これほどうれしいことはありません。

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